2011年6月に開催したバーゼル展の終了後、現地の子どもたちと一緒にバーゼル市内の住宅地に植えたオノ・ヨーコさんの「Wish Tree」が、その後もすくすくと育ち、いま、黄色い花を咲かせています。
展示協力者、そして来場者の皆様の願い(Wish)を載せたこのコルネリア・チェリーの木が、日本から遠く離れた異国の地で成長している姿に、種を蒔き、それを育てていくことの意義を改めて感じるとともに、チャリティイベントの企画者である私たち自身が励まされるような思いです。
東北の震災復興は未だその途上にありますが、希望の火を絶やすことなく、できるところから行動していきたいと思います。
いつの日か、その行為が、被災地に、満開の花を咲かすことを信じて。
渡辺真也