ART-AIDとは?

2011年3月11日。

東北地方を襲った地震と津波は、世界を震撼させただけでなく
私たちの価値観を全て一変させる、そんな衝撃も与えた出来事でした。

この未曾有の震災を目の当たりにし、私たちは己の小ささを感じつつも
日本が、そして世界が「今、私たちに何ができるのだろうか?」という思いで
ひとつになったのは確かです。

その大きな気運の中に、国内外のアーティスト達も声をあげています。
「今、アートができることは何だろう?」と。

私たちは、世界中のアーティストから寄せられてくる熱意を受け止めていくうちに、
この思いをひとつにし、被災地の方々へ必ず届けるべきではないか、
と考えるようになりました。
これがアート・ボランティア組織「ART-AID」を立ち上げるきっかけとなったのです。

今の日本を、アートの力で支援できることは限られているかもしれませんが、
民族も国境も越えたアートという共通言語だから成せる
壮大なパワーを秘めているのも確かです。

そして、そのアーティスト達の思いを信じてくれる支援者も、世界各国にいるのです。

「ART-AID」は、そのふたつの思いを、ひとつにします。

まずは、6月にスイスのバーゼル市で、
被災地の今、を的確に伝えると共に、賛同アーティストの作品を通じて
復興への思いを共有し、前へ進んでいく力を被災地に届けます。

また、展示会場などで募る募金を全て被災孤児の奨学金として寄付します。

「ART-AID」は、参加アーティストをはじめ、
実行委員会メンバーもすべて無償ボランティアで活動します。

多くの方々に「ART-AID」の趣旨を深くご理解していただくと共に
温かいご支援を賜りたく存じます。

2011年5月
ART-AID実行委員会一同