ART-AIDとは?

2022年2月24日。
ロシアによるウクライナ侵攻のニュースに、世界中の平和を願う人々と同じく、私たちも大きな衝撃と強い悲しみを覚えました。


日々繰り返し報道される凄惨な状況を前に、少しでもウクライナの人々の力になりたい。
地理的に遠く離れた日本にいる私たちが、彼らのためにできることは何か。


そう考える中で思い至ったのが、
アートを通じて想いを一つにし、寄付を募り届けることでした。


戦争という大きな禍災を前に、
アートの力で支援できることは限られているかもしれません。
しかし、民族も国境も越えたアートという共通言語に
平和への想いや未来への希望を託すことができるのも確かです。


「ART-AID」は2011年に起こった東日本大震災がきっかけとなり、
被災地へ想いを届けようと立ち上げられたアート・ボランティア組織です。


震災直後の「ART-AID: Basel Project Japan」では、
スイスのバーゼル市でチャリティ展示を行い、
展示会場で募る募金を被災孤児の奨学金として寄付しました。


そして今回の「ART-AID: Japan Project for Ukraine」では、
ウクライナのアーティスト、ヴィクトリア・ソロチンスキーの美術展を日本で開催し、
現地の子供たちを支援するチャリティを行います。


2022年4月から展覧会開催に向けてのクラウドファンディングを開始し、
同年5月から東京都、渋谷区のギャラリーTOMにて展覧会を開催します。
アーティストの作品を通じて、平和への想いを共有するとともに、
困難に立ち向かう力を、これからを担うウクライナの子供たちに届けます。


また、クラウドファンディングで販売するアート作品の半額と、
展示会場などで募る募金は全て、ウクライナの子供達への支援のために寄付します。

「ART-AID」では、実行委員会メンバーはすべて無償ボランティアで活動します。

多くの方々に「ART-AID」の趣旨を深くご理解いただくと共に、
温かいご支援を賜りたく存じます。

2022年3月
ART-AID実行委員会一同

アートエイド実行委員会について

アートエイド実行委員会は、テンプル大学ジャパン講師を務めるインディペンデントキュレーター・渡辺真也の呼びかけに賛同したボランティアで組織され、学生から社会人まで幅広い年齢層が参加しています。